生協の宅配サービスについて調べてみるとメリットばかり目立ち、デメリットについてあまり触られていないことも。
入会してみると「こんなはずじゃなかった」なんてことにもなりかねません。
今回は、実際に生協の宅配サービスを利用してみて感じた7つのデメリットを紹介したいと思います。
生協宅配サービスのデメリット
生協宅配サービスのデメリット
- 配達日の指定ができない
- すぐに届かない
- 分量が少ない
- 値段はスーパーよりも割高
- 手数料は毎週必ずかかる
- 扱われていない商品がある
- 冷凍庫がパンパンになる
配達日の指定ができない
生協宅配サービスは配達日(時間帯)の指定ができません。
配達は週1回のペースで、エリアによって配達曜日・時間帯が決められています。
ユーザー側から配達日の指定をすることはできず、スケジュールに沿って商品が届けられます。
など自分都合で商品が受け取れないのがデメリット。
ただし、生協宅配サービスは「置き配」にも対応しています。
「置き配」とは不在時(留守)に、指定した場所へ商品を置いといてくれるサービスです。
ですから、商品は必ずしも直接受け取る必要はありません。
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商品がすぐに届かない
注文した商品はすぐには届きません。
生協宅配サービスの配達は週1回、エリアによって予め曜日(時間帯)が決められています。
例えば配達日が火曜日の場合。
2日(火曜日)
商品のカタログ届きます。
9日(火曜日)
注文書の回収に来ます。
16日(火曜日)
商品が届きます。
ですから、実際に商品が届くまで注文から1週間かかることになります。
野菜・調味料などの買い忘れって結構あると思いますが、そのためだけに買い物へ行くのは正直面倒ですよね。
商品が届くまでにタイムラグがあるので不便さは否めません。
ちなみに生協宅配サービスには定期購入ができる便利なサービスがあります。
例えば消費量の多い牛乳、食パン、卵なんかを毎週自動注文することも可能です。
関連記事≫おうちコープ「おまかせ定期便」の登録から停止までの方法を解説
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分量が少ない
これまでいくつか食品を注文してきましたが、なかには値段の割に分量が少ないモノもあります。
実店舗なら商品を目や手に取って確認することができますが、商品カタログの情報だけでは正直実物が分かりませんよね。
実際に届いたものを開封してみると「少なっ⁉」と思うことが度々ありました。
例えばミールキット。
ミールキットとは野菜やお肉がカット・下処理済みされた状態で届く食材キットのことです。
非常に便利であるのですが、値段の割に分量は少なく感じました。
関連記事≫【実食レビュー】おうちコープのらくうまミールキットを注文してみた
すべてのミールキットに対して言えることではありませんが、食べ盛りのお子さんや大食いの方には物足りないと感じるかも。
いくつかおかずを組み合わせたり、野菜などでボリューム感を出すなどの工夫ができれば満腹感は得られると思います。
値段はスーパーより割高
食品の値段はスーパーマーケットに比べやや高いです。
というのも、実店舗のほうが取り扱っている品目が多く、探せば同じ食品でも値段が安いものが存在します。
野菜なんかは比較対象としては分かりやすいかと思います。
実際によく行くスーパーマーケットと値段を比べてみました。
おうちコープ | スーパーマーケット | |
キャベツ1/2カット | 129円 | 88円 |
白菜1/4カット | 150円 | 78円 |
トマトパック(3個入) | 399円 | 258円 |
きゅうり袋(3本入) | 250円 | 158円 |
えのき | 129円 | 98円 |
価格変動などはあると思いますが、スーパーマーケットの方が断然安いです。
また、生協宅配サービスは商品によってバラ売りされていません。
ですから、複数個まとめられたものを購入することになるため値段が高くなってしまうことも。
お肉に関しても予めグラム数が決められているので、スーパーマーケットのようにニーズに合わせて購入することができません。
生協宅配サービスは商品によってはスーパーマーケットよりも割高です。
「安いモノ(必要なモノ)はスーパーマーケットで買う」など、実店舗とうまく併用することがポイントと言えます。
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手数料は毎週必ずかかる
生協宅配サービスは配達の度に手数料がかかります。
我が家が利用しているおうちコープの場合。
1回の利用金額 | 宅配サービス料 |
3,500円未満 | 198円(税込) |
3,500円以上 | 110円(税込) |
14,000円以上 | 無料 |
※注文がない場合 | 198円(税込) |
1回の注文金額によって手数料は異なります。
手数料がかかることは仕方がないですが、問題なのは注文がない場合であっても手数料がかかってしまうこと。
ですから、宅配サービスを利用していない週があったとしても、手数料だけは必ず請求されてしまうわけです。
ただ、利用者の環境によっては割引制度の対象となるため、手数料が無料になる場合もあります。
東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟の方
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扱われていない商品がある
生協宅配サービスでも一般メーカーの商品は扱われています。
ですが、実店舗に比べると少ないのが現状で、好んで購入している商品が扱われていないことがほとんど。
人によって好みは当然あると思いますので、どうしても欲しいという方は実店舗で購入するしかありません。
細かなことではありますが、メーカーにこだわりがある方にとってはデメリットと言えるでしょう。
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冷凍庫がパンパンになる
個人的な意見になるのですが、冷凍食品で冷凍庫がパンパンになります。
冷凍食品は保存が利くためについつい買いすぎてしまいます。
生協宅配サービスは冷凍食品が充実しているので、あれもこれも無計画に注文してしまうこともしばしば。
結果、冷凍庫に収まりきらないなんてことにもなりかねません。
我が家の場合は時短調理できる冷凍食品ばかり注文しているため、備え付けの冷凍庫が1回の注文でパンパンになってしまいました。
そこで、小型の冷凍庫を購入。
冷凍庫の容量不足から解放され、一週間の計画を立てながら冷凍食品を注文できるようになりました。
2~3万円あればそこそこのやつが買えるので、設置スペースさえあれば導入することをおすすめします。
今回のおさらい
生協宅配サービスのデメリット
- 配達日の指定ができない
- すぐに届かない
- 分量が少ない
- 値段はスーパーよりも割高
- 手数料は毎週必ずかかる
- 扱われていない商品がある
- 冷凍庫がパンパンになる
生協宅配サービスは1週間に1回の配達なので、注文した商品がすぐに届きません。
注文忘れがあると買い物へ行く手間が増えてしまいます。
また、実物が確認できない、扱われていない商品があったりとスーパーマーケットと比べると使い勝手が悪いです。
ただ、これらはデメリットはどの食材宅配サービスにも言えることです。
生協宅配サービスの「失敗談」については下記リンク先参考にしてみて下さい。
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